燕スタジオ増築工事13
2020.03.14
こんにちは。
燕スタジオの樋浦です。
今回は、「私が製作した鎚起銅器の照明」について紹介します。
照明は昨年の12月、
燕市の鎚起銅器職人 大橋さんのもとで
銅板を打ち起こし、製作してきたものです。
(照明作りの記事→燕スタジオ増築工事9)
洗面台の照明として取り付けました。
少し後ろに下がって写真を撮ってみました。
電球色の電球を使用したので、温かみのある光です。
鎚起銅器は、燕市の歴史ある伝統工芸品ですが、
こうした技術があることを数年前まで私は知りませんでした(゜.゜)
自分の住む地域のこと、素晴らしい技術があるということを知らないのは恥ずかしいですね。
ところで 鎚起銅器の作品と言えば、湯沸かしや茶器のイメージが強いですが、
最近ではタンブラーや皿など私たちの生活で身近なものでも見られるようになったような気がします。
今回私が作った照明も、インテリアとして空間を照らしてくれます。
長い歴史を持つ技術が、こうして現代の暮らしの一部として受け継がれています。
たくさんのモノで溢れている今の時代には貴重なことですね。
次回は、「鏡」と「窓がなくなったトイレの現状」について書いていきます。